YAMAHA PH-01 フェーザ
YAMAHA の Phaser PH-01 を入手。以前にとても流行った PSE の 01 シリーズ だ。システムアップしていくつかをエフェクトケースに収め、最上位機種はパッチングできたりする憧れのシリーズだった。Phaser 自体も昔は大流行して猫も杓子もだったが、今はどうなのだろうか。
入手したモノは動作不具合品だという。この手のエフェクタは動作しないといっても意外と単純なトラブルで、ちょっとした修理で直ることが多い。調べてみるとスイッチを切り替えて、半踏み状態のときに音が出ることがわかった。エフェクトも効いている、シュワシュワ言っている。いよいよ開けてみる。スイッチ周辺を観察するとなにやら液垂れの形跡が。接触が悪くなったと考えた元オーナーが接点復活剤を吹いてしまったのか? アタリをつけて秘密兵器の冶具を当てるとちゃんと音が出る。回路自体は生きているようだ。スイッチを分解洗浄するか箱を入れ替えてスイッチを交換するかで直るだろう、と、今後を思案しながら蓋を閉じる。
01シリーズはスイッチがいまひとつ頑強でないようだ。スイッチの周辺が割れて接触トラブルを起こすことが多いように思う。コーラス Chorus CH-01、フランジャ Flanger FL-01 と オクターバ Ovtaver OC-01 でもスイッチ問題に遭っているなぁ。もっとも20年選手のエフェクタだったりするわけだが。
で、ついでにスイッチの具合の悪いフェイザ PH-01のスイッチを別のものに交換できないかと、開けてみた。既存のスイッチそのものはネジではずせるのだけれども、交換部品なんて容易に入手できないだろうし、じゃあ電気街で入手できるスイッチに交換可能だろうかとあけてみたわけだ。
とりあえず、ミヤマの DS-008 は入らなさそう… とわかった。残念 _| ̄|○
履歴
2004/4/1 記述